美しい牡丹とシャクヤクを育てるのに健康な土は欠かせません。その健康な土を作る基礎となるのが有機質肥料だとPeony Garden Tokyo(つくば牡丹園)では考えます。どんな堆肥を使っているの?メリットは?色々疑問に思うこともあると思います。ここでは皆さんが疑問に思うかもしれないことをQ&A方式にして、我らが花職人の関さんに聞いてみましょう。
どんな堆肥を使っているの?
つくば牡丹園で使用している堆肥は自家製です。動物の糞は使用せず、藁、落ち葉、雑草と藻類を混ぜ合わせ、自然に発酵させたものを使用しています。
堆肥を使うメリットは?
植物が根を張りやすい土ができることです。堆肥を使うと柔らかくふわふわとした土ができるのです。また、酵素や栄養素を含んだ土になり、それが植物の根を守ってくれるのです。有機質でできているつくば牡丹園の土は堆肥のおかげで窒素の量も安定。これら全ての要素がつくば牡丹園の植物を健康にしてくれる堆肥のメリットです。
「有機農法」と「酵素農法」って?
よくお客様から「有機商品ってつまりどういうものなのですか?」と聞かれることがあります。有機商品とは殺虫剤を一切使用せずに育てた商品のことを指します。人工的に作られた殺虫剤はもちろんのこと、自然の素材を組み合わせて作った殺虫剤も使用しません。
有機農法は植物に宿る病気や害虫と戦う力を原動力にしています。つくば牡丹園では牡丹とシャクヤクの内なる力を信じ、100%無農薬で栽培にあたっています。
酵素農法ってすごいの?
本来、豊な腐葉土を作るのには何年もの時間を要します。私たちは自然の酵素の力を借り、発酵した土を時短で作れる技術を開発しました。この開発によって5万株もの美しい牡丹とシャクヤクを作り上げることができています。
つくば牡丹園では皆さんからの質問を大募集中!Facebookへの書き込みでも、直接メッセージを送って頂いてもかまいません。あ、次回つくば牡丹園へお運びの際に関さんを見つけて直接質問してみるのも楽しいかもしれませんよ。お待ちしております!
人と同じようにストレスを感じる牡丹とシャクヤク。でも人と違って自らそれを訴えることはできません。だから私たちはその兆候を見逃さないように注意深く観察を続けています。
ストレス要因
気温 (高すぎる、低すぎる、凍結するほど)
日光 (当たりすぎる、当たらなすぎる、紫外線)
水分 (多すぎる、少なすぎる)
栄養 (少なすぎる、多すぎる、塩分、雑草等との競争)
外因 (害虫、人や動物等に接触することで起きるダメージ)
病気 (白カビ、黒点、根腐れ)